情報処理

注文していた学会誌が届いたので、さっそく「ミニ小特集」を読んでみました。
どの記事も面白かったですが、一番興味深かったのが「棚瀬将棋の技術背景」。
何より、Bonanza method の解説が分かりやすく、私はこの文章でようやく理解できた気がします。
探索ルーチンや評価関数についても、私には到底思いつかないような工夫が多く、とても参考になります(といっても高度すぎて、すぐ使えるものは少なそうですが…)

将棋と関係なくおもしろかった記事は、「音楽理論の諸相」でした。
こういう本に五線譜が出てくるというのがまず驚きで、音楽情報科学なる研究分野があるというのもびっくりでした。
せっかく一冊買ったので、他の記事も全部読んでみよう。サーチエンジンの内部ロジックなんかも純粋に興味深いです。