2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

学習やり直し

中終盤の学習をやり直すことにしました。 6000局ほど学習(自己対戦)させた時点で、対ダミーエンジンの勝率が4割ちょっと。 これは明らかにおかしいので、2駒間の位置関係について、評価値の持ち方を見直し。 今まで「重ね合わせ」をしていたのをやめ、単純…

自己対戦と自他対戦

昨日書いた手法で学習中です。 3駒間の位置関係となると、さすがに3000局くらいでは出現回数が少なくて値が付かないパターンが多いので、もう少しやらせてみます。 1時間に100局というのは自分でも遅いなあと思うんですが、これは仕組みの問題もあると思いま…

先手が有利でもない?

将棋:初めて「後手」勝ち越し 08年度公式戦単なる統計の誤差と言えなくもないですが、今までずっと先手の勝率が高かったのが(わずかでも)逆転したというのは、案外重大なできごとかもしれませんね。

学習をやってみる

以前、序盤の強化に取り組んでいるという話を書きましたが、今は中盤・終盤の方に手をつけています。 まだうまくいったわけではないので、詳細な手法を書くのはちょっと気がひけますが、中終盤の方は、MOUSE*1というアルゴリズムを用いています。 これは、リ…

Bonanzaの高速一手詰め

思うところあって、Bonanzaの一手詰めルーチン(mate1ply.c)を読んでいます。 一見、長くて複雑そうなのですが、長いのは駒の種類ごとに細かく場合分けしてあるためで、思ったほど複雑な処理をしているわけではなかったようです。 自分が読んでみた内容をざ…

矢倉囲いに感動

最近、序盤の強化を試みているのですが、成果を試してみようと、Lesserkaiと対戦させてみました。 棋譜はこんな感じです。 先手:ymshogi_v3 後手:Lesserkai 1.3.2 ▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △5四歩 ▲1六歩 △3二金 ▲5六歩 △4二銀 ▲2六歩 △3三銀 ▲2五…

計数将棋学的写真

昨日の午後、少し時間が空いたので、こんな写真を撮って来ました。 鋭い方はもうお分かりでしょう。 何だか分からない方はこちらをどうぞ。 それでは、写真左下に見える階段を上がってみましょう。 ラテン語の文章"Quae sit sapientia disce legendo"は、古…