こども将棋名人戦

昨日、NHK教育で小学生の将棋名人戦をやっていました。
解説は羽生さん(NHK杯選手権者)、聞き手は里見さん(倉敷藤花)。

羽生さんも小学生のとき、この大会で優勝したそうで、当時の映像が流れてました。
里見さんも出場したものの、テレビが入る直前の対局で負けてしまい、悔しい思いをしたそうです。

将棋の内容とかは私には全然分からないのですが、持ち時間が短い(10分・切れたら1手30秒)ので、とにかく進みが速く、30分たらずで決着がつきます。

羽生さんいわく、このくらいの年代では、深く読むより、パッパッと形で指していって、
「こういう形が良い」というのを覚えるのがよいのだとか。


控え室のお父さんにインタビューする場面があって、
「最初は自分が教えたのだけど、数ヶ月で立場が逆転して、今は全く相手にしてもらえない」
という話が印象的でした。
子供が何かに興味を覚えると、その後はものすごい勢いで伸びていくんですね。


本人の方へのインタビューでは、小学4年とか5年の子が
「悔いの残らないように」なんて大人びたことを言ってます。
「特に緊張していない」とか
「(解説の)羽生さんが、おおっ、というような手を指したい」というのも。
でも自分もこのくらいの年の時は妙に背伸びしたことを言ってたような気がするので、まあ、そんなものなんでしょうか。